世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

バイリンガルと読み聞かせ~理系男子の場合

前回、娘には読み聞かせをたっぷりした話を書いたが、正直、2番目の息子はその半分にも満たなかったと思う。なぜか?

 

私が子供が2人になって、物理的に時間体力が半減してしまったこと

息子はお話を聞くより、動き回ることの方が好きだったこと

息子の反応があまりに私の期待とずれていたこと

 

最初の2つは、まぁ仕方なかったなと思う。

最後の1つは、最近改めて気づいて、ちょっと反省。

 

理系頭の息子はお話を聞いていると、いつも

  ロジカルさ

にこだわっていたように思う。

 

例えば、お話の中にウサギと人間が出てきたとする。すると、話の内容よりも、

「ウサギがこの大きさで、人間がこの大きさなんてありえない。ウサギが人間と同じ大きさなんてことないでしょ?」

などと、縮尺にこだわる

 走れメロスを読んだときには、三日間走り続けたって一体何キロだったんだろう? 

と、計算しだす。そこか?と、がっくりくるやら、新鮮やら。

娘より、科学読み物の本、長い話より短いコラム色の本をもっと多く読んだように思う。結果的に、私自身が心底楽しんでなかったのかな?

 

読み聞かせが足りなかったせいか? なかなか、もうすぐ12歳の今になっても1人で自分から本を(日本語の)読まない。

が、最近一筋のとっかかりが見つかった。それは、ニュースの雑誌。

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  時事問題に興味あり

  雑誌が好き

の息子にはぴったりはまったみたい。

時々めくっている!

やっぱり好きなこと、楽しいことでないと、続かない。