世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

ブックレビュー「メモの魔力」②

 

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実はこの本を読むのは2回目。

結局、メモをとる習慣はつかず(笑)だいぶ時間が経ってしまった。ブログを書く習慣がついたので、まずまずなんだけど、やっぱりいろんな気づきを逃している気がするので、再びこの本を手に取った。

前回は前回で、いい学びを得ているのだなと昨年3月に書いたブログを読み返して思ったのだけど、今回は、

  メモ技術に集中

して、使いたい方法を備忘録としてブックレビューに。

 

〇 ファクト⇒抽象化⇒転用

日々ビビッときたことをとにかくめもる。ただ、それだけではなくて、一つ抽象度を上げて汎用化するところまでやる。そして、何に使えるかまだ考える。そのためのノートの使い方は参考になった。

  ノートは見開きで使う

  すぐ思いつかなくても、右半分ページを空けておけばいい

というのは、素朴な発見。

 

気付きを抽象化することは必須。そこで止まってしまうと、単なる「評論家」自分が世界を抽出した気づきから、きちんとアクションに「転用」することを通じて、自分の日々が、人生が変わっていく。

 確かに~単なる知識収集で終わらないようには気を付けて本を読んでいたつもりだけど、かなり「評論家」レベルで終わっているものも多い。アクションまで、というのは肝に銘じておきたい!そこまで落とし込むスペースを作ることで可視化されるのは〇!

 

〇4色ボールペンによる色分け

黒⇒ファクト

緑⇒主観的な発想

青⇒やや重要なこと、引用、参照

赤⇒最重要なこと(重要度>緊急度)

 

〇 標語欄をつくる

構造化、そして言語化の力をより伸ばしたいのであれば…「標語」のための列を作ってあげるとよい。ファクト欄に書いたことをグルーピングして、「要は何の話か」というエッセンスをまとめて一言で表現、レトリックを聞かせてキャッチーなネーミング

 頭がごちゃごちゃしてくると、時間を取ってKJ法とイメージマップを混合したような方法でこれまでもラベリングして整理するという方法はとってきたのだけど、とにかく、なかなかそういう時間が取れないのが悩みだった。こんな風に日常の中に練りこむのは試す価値あり。

 

ということで、アクション!

私は白紙にメモするのが好きなので、意外に見つからないのだけど、白紙のノートを買ってみた。リングがどう感じるか、紙がやや薄い気がするが…あとは、走りながら微調整したい!

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