世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

漢字とあそぼ!③~レベル差なんて何のその

前回に続き、漢字魚釣りの話。

edu-kachan.hatenablog.com


今日は、釣り仲間の話。

一人でも最初は楽しくやっているけど、そのうち当然飽きてくるので、仲間は必要(笑)
最初は、

  「ママは強すぎるから、パパとやる!」

とフランス人パパを「釣り仲間」にして、楽しんでいた娘だけど、段々それにも飽きてきた。
そこで、年の離れた兄弟とも楽しく遊べるように

  レベル差があってもみんなで遊べるルール

を考えてみた。

① 訓がよめればいい人。(小1)
② 音読みで熟語を言わないといけない人。(中1)(パパ)
③ 音読み熟語を言って、書くまでしないといけない人。(高1)

これがなかなかに、4人それぞれの勉強になって、私の中では大ヒット!

「百」→ 得意げに「やおや!」と言ったものの、「百八屋」と書いて悔しがる高1
「毛」→ マイブームの「育毛」と言って、一人悦に入る?パパ
「鳥」→ 音読みが思いつかずいい淀んでいたら、小1妹に「ダチョウはだめなの?」と言われ、度肝を抜かれる中1

などなど、楽しい時間になった。

小1の娘とっては、たんに遊び相手を得るばかりか、釣り先輩から自然に

  漢字の音読みと漢語

を学ぶことにもなり、将来に向けて大きな布石になりそう!

次は、どんなルールを考えようか、ワクワクする!