世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

アメリカの大動脈に入った感じ

コミュニティカレッジのESLクラスに週2回通い始め、3か月目に入った。

一言で言えば、「アメリカの大動脈に入ったわ、私」という感覚。

そこはまさしく、老若男女、あらゆる国籍、学歴を持った人たちが、一重にアメリカの地でよりよく生き抜くために英語を学びに来ている場。

「アメリカのここが嫌」
「日本のあれがあったら」

などと愚痴っていた自分が恥ずかしくなった。
多くのクラスメートは、自国の政治に嫌気がさして、アメリカンドリームをもって教室にいる。
この地に入るまでにしてきた苦労や気持ちの葛藤を聞くと、こちらも気持ちが奮い立つ。
希望に満ちていて、ハングリー。
これがアメリカの原動力なんだと肌で感じる日々。