世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ダブルスクールに挑む⑤~日仏芸術教育のちがい

小6の息子が発見した日本の学校のすばらしさ。 楽器がたくさん学校にある! みんなが楽譜を読める! 長女の合唱の練習のまとまりの話から思い出したように、息子が言い出したことだ。 どうやら音楽の授業でミニオーケストラのようなことをやったらしい。フラ…

ダブルスクールに挑む④~初日、長女(中3)のびっくり

フレンチスクールは、2週間の秋休み。 その間、1週間は学区の日本の学校に体験入学をさせてもらっている。小6の息子は、8月末にすでに体験済みなので、勝手知ったる~という感じで、自分で荷物も用意していった。 edu-kachan.hatenablog.com が、長女は初め…

片仮名をどう教える④~書き指導

毎朝、平日の15分。 半分は、片仮名の読み、半分は書き に充てるようにしている。 まず、読みについて。 一字一字のフラッシュカードは、ほぼクリアしたので、裏の絵と片仮名表記の方を使って、7,8枚、 絵を隠して読んで、絵を見て答え合わせ という活動を…

「学校に入れてくれてありがとう」

学校の行き帰りの自転車10分、後部席に座る末っ子がゆっくり?私と一対一で話ができる貴重な時間。 昨日の帰り、後部座席から大声で唐突に娘が言った。 「ママー、ありがとぉおおお!学校に入れてくれて。」 『え?』 「だからー、学校に入れてくれてありが…

フランスの学校、学級委員に立候補続出!

フランスの新学年(9月)の風物詩?に、デレゲ(déleguée)選びがある。いわゆる 学級委員 だ。これが、いつも激戦。つまり、たくさんの子供たちが立候補するのだ。 立候補した子供たちは、ポスターを作り、公約をみんなの前で述べて、選挙で選ばれる。 今年、…

マルチリンガル転入生、友達の輪に入れるか?!~末っ子6歳の挑戦

新しい学校に転入して1か月が過ぎた。 私立の学校なので、我が子の3人はそれぞれ、 すでに出来上がった人間関係 の中に割り込んでいくことになる。 末っ子6歳にとっては初めての経験。もともと、シャイで(内弁慶)社交的とは言えない彼女の悪戦苦闘ぶりは、毎…

私たちはいかにして英語を失うか~6歳の娘の英語保持に親ができること

「英語の日は、学校に行きたくない!」 とぐずる、6歳の末っ子。3年間のシカゴ生活、断固として英語を話すことを拒否していた彼女が、最後の半年で話始め、「英語を話せるようになりたい」と言ったので、ギリギリに進路変更して、今は東京フランス国際学園の…