2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
アメリカで、子どもの服をGAPで物色していた時の話。 10mくらい離れたところから、満面の笑顔で私と同年代の女性が 「Haaaaiiiii! My name is Anna. .....................」 と言いながら、近づいてくれる。 まだアメリカに来て3か月くらいのころである。 …
あまり本を読まない、理系頭のわが息子(現在小5)から、 補習校でどんな活動をしたときに、漢字の定着率がいいか を考えてみた。超主観的定点観測である。 ① 友達とワイワイ楽しく漢字活動をしている時間が毎週1時間ある 週1の補習校で、1時間漢字に割くと…
昨日は、learnjapanさん主催の道村先生の漢字セミナー、8回中第5回だった。 前回の宿題、 盲学校での漢字学習の様子を収録したNHKの番組をみて感想をかく ことを受けて、先生は、視覚障害児と海外在住児の共通点として次のようなことをおっしゃった。 会話は…
フランスに帰省して、久々に「ああ、フランス人!」と思ったこと。 ちょっとしたお礼にフランスの大手スーパー「カリフールCARREFOUR」にギフトカードを買いに行った。 まずは、受付に行って、どこで買えるかを聞いた。 「レジで直接買って」 そこで、レジに…
おふろを たくための ねんりょうとしての きぎれを あつめに いった これは、日本の小学校中学年の国語の教科書に出てくる文である。 5年生のわが息子にこれを上記のようにひらがなで読ませると、意味が分からない。 「ねんりょう」と「きぎれ」という言葉を…
1月1日に外国で暮らす子供の漢字指導のことを書いて、まずは なぜ、外国で暮らす子にも漢字が必要か か、を言語化しようと思っているものの、いざ書こうと思うとまだうまく言葉にならない。もう少し寝かせることにした。 今、道村先生の漢字セミナー子供向け…
昨日、子供の通うフレンチスクールで、 中等教育修了認定証(Diplôme national du brevet) についての説明会に出席。 平たく言うと、 中学校終了時に、それに相応する実力を身に着けています ということを国家が認定する試験で、義務教育の集大成として全員…
娘の話から、日本の地方で教員採用試験の面接時の質問を思い出した。 「クラスに学習が難しい子がいたら、担任としてどうしますか?」 私の答えは、 「うーん、難しい子は本当に難しいですよね~。まず最初にやることは、何でもいいから、その子がほかの子よ…
「あーあ、こんなに伸びちゃって~」っと言いながら、 パチン、パチンと爪を切る。 「でも、ママ嬉しいんでしょ?」 「うん!」 「私が爪を噛まなかったから?」 「うーん、一つ大きな壁を乗り越えたってっことだから。頑張ったね。」 3歳で渡米した娘は2年…
思いのほか、シリーズが続いたけど、今日で最後。 水田さんがお勧めする ①海外で英語を習得する方法 ②海外で日本語を保持する方法 ③帰国後、英語を維持する方法 のアドバイスをまとめておきたい。 ①海外で英語を習得する方法 小5以上で移動したときには、初…
昨日に引き続き、バイリンガル、バイカルチャーに育つ子が長期に「外国」に滞在したときにぶつかる壁。 水田さんの場合は、ご両親が日本人で駐在で在米だったけど、国際カップルは「外国」という言葉が、琴線に触れてしまうかもしれない。それはさておき、共…
第3弾は、二つの言語の狭間で幼少期を過ごし「バイリンガル、バイカルチャー」になった子供たちがその後ぶつかる壁。 日本に帰国となった場合 ① 同調圧力の強い社会での世渡り これはもう言わずもがな…なのですが、その強さは日本国外に出た人にしかわからな…
昨日、バイリンガル育児はかっこよくも、楽でもないことを書いた。 水田さんの講演の中で親の負担を具体的、端的に示してくれ、ふんふんと頷いた。 ①子供も親も学習に2倍の努力、時間が必要 ②レールがないために決めることが多い ③どちらの言語も100点にはな…
少し前になるが、水田早枝子さんの講演 お子様の視点から考えるバイリンガル教育セミナー に参加してきた。 この水田さん、ご自身が帰国子女、その後、東大、ハーバード大学と華麗なる経歴を持ちながらも、自分が二つの言葉、文化の間で苦しみ、でもそれを宝…
昨年末に、IELTSという英語能力試験を受験。 私はアメリカに来るまで知らなかったテストなんだけど、イギリスが本部の英語能力試験。TOEICとかよりいいなと思うのは、読む書く聞く話す、4項目のテストがあり、選択式の問題がほとんどないので、実力がはっき…
年末、二つの微妙に意識が異なるお母さんグループと楽しいひと時はを過ごした。 ① 補習校の先生をしていて、子どもの日本語教育に熱心。 ② 補習校に行かせないという選択をして、子どもの日本語教育は楽しくが一番。 まあ、実際にはそんなに①と②とはっきり分…
あけましておめでとうございます。 夫の故郷であるフランスに帰省していたのですが、一足先に子どもと夫を置いてシカゴに帰宅。シングルライフをエンジョイ中。 空港から家までタクシー(UBER)を使ったのですが、そこでの会話からアメリカの日常を感じても…
年末、前に住んでいたスイスとの国境にほど近いDIVONNEへ遊びに行った。家族の目的は、スキーだったり、友達に会うことだったり。で、私がやりたかったことはただ一つ。 スイスの補習校で出会った同僚と外国で日本語を学ぶ子供たちにとっての漢字指導を考え…