世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

防災教育にチャレンジ①~まずは、地震直後のサバイバル

うちの子供たちは地震の怖さを知らない。

でも、東京に越してきた今、何よりもこれについて教えておかなくちゃと思う。

 

そこで、まず、何を準備しなくちゃいけないか、ブレインストーミングをすることから始めた。本当は、イメージマップを作って、一緒に問題を共有しながらやりたかったんだけど、引っ越しもあって忙しかったので、車の中で問題意識だけ、共有。

 

最初のテーマは、

  地震直後に生き延びるために知っておくこと

「地震の時にどこにいるかわかららないよ~。場所によってとっさにやらなくてはいけないこと違うよね。ネットでも本でもいいから、1時間調べて、みんなで話そう!」と放った。(あ、やらないと、夕飯当たらないよーと、脅し文句もあり(笑))

 

12歳息子はパソコンに向かい、15歳娘は本をパラパラ。

本は事前に私が図書館で何冊か仕入れておいた。

 

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課題が与えられると、解決に向けてどんどん調べて、ついでにその周辺の知識をどんどんモノにするのが得意なタイプ

  と

与えられた課題で火がつかず、課題を忘れて周辺知識をいくつか知って、へぇでおわちゃうタイプ

と、同じように育てたつもりでも違うなぁ。

 

でも、ディスカッションをすると、両者の溝を少し補えるし、お互い新しい発見がある。やっぱ、集団授業は大事とか、考える私。

 

「トイレにいたら…」

一番安全らしいけど、ドアが開かなくならないようにスリッパを挟む!

 

「学校にいたら…」

先生の指示に従うけど、揺れが収まったら校庭に出る

 

「通学途中だったら…」

頭をとにかく守る。大きい道をなるべく通り、ガラス類から離れる

 

「エレベーターの中だったら…」

すべてのボタンを押し、空いたらすぐ降りる

 

などなど。

そのあと、一緒に外に歩いていても、「ここだったら?」と聞くようになったので、防災意識を高める第一歩は成功かな?

 

子どもに一番良かった本は上記の真ん中の本。

クイズ式&解説が丁寧なので、末っ子6歳にもわかりやすかった。

 

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 あ、ちなみに、上の問題の答えは、③です。キッチンは一番危ない場所だそう。