前回、漢字の魚釣りゲームで娘の漢字ジャーニーが始まった話を書いた。
大人からすると、余計な時間に思えてしまうかもしれない
漢字魚釣り
でも、この釣り竿一つで、全然子供のやる気は変わる(笑)
何度も漢字を釣っては、裏を見て、いつの間にか読み方を覚えている!
釣っても読めないと、魚を海に返さないといけないルールなので、必死である。
魚を作るのが面倒になったら~公文漢字カード、ちびむすフラッシュカード
最初は、先生が絵と漢字のプリントを送ってくれて、それをコピー、裏打ちにしてと…やっていたけれど、
子どもの覚えるスピードに追い付かない!
そこで、先生が紹介してくれたのが、これ。
一緒に参加していたママさんが紹介してくれたのがこれ。
ちびむすのフラッシュカード
公文は
字が見やすいのが〇
買えばすぐつ使えるのも〇
子どもの身近な言葉をえらんでいるのも◎
ちびむすは、
コピー、ラミネートの手がかかるけど、無料で〇
学年配当漢字ごとに整理されているので、人によっては〇
その漢字を使った音訓読みの言葉があることが💮
どちらも、
絵があること
がとってもイイ!
101漢字かるたをつかったわけ
二つともいいのだけど、私は、
を使うことにした。理由は…
①手元にあった!
これ、意外と大事(笑)
あれがないからできないとか、あれが届いてから、とか思っているうちに時間はどんどん過ぎる。
子どもが気に入るかどうかわからないので、とにかく時間と手間はかけないに越したことはない!
漢字カードと読みカードを背中合わせにしてクリップでくっつけて、はい出来上がり!
②絵→古代文字→漢字の変化を遊びながらつかめる!
「山」や「川」のような直観的に絵と漢字が結びつく漢字はフラッシュカードで見せていくうちに覚えるけど、
そうでない象形文字には、これがいい。
例えば、娘はこの前「百」の漢字の絵を見て、
「なんで、ひゃくなのに、骸骨?」とつぶやき、
「あ~なるほど、百歳のころは死んでるから、これは天使の輪か?」
とか、わかった気になっている(笑)
(写真上)
③この後の漢字学習につながる!
この101の漢字は、こんな風に選ばれている。
この101の基本漢字の大部分は、それが漢字の「原子」となって、多くの合わせ漢字をつくるもとになる
(「漢字はみんなカルタで学べる」p36)
101の基本漢字のなかの76個が部首になります。そして、この76個の部首に属する漢字は常用漢字1,945字のうち、1337字です。(略)101の基本漢字をきちんと学ぶことが、どんなに多くの漢字を学ぶ基礎になることであるかがおわかりいただけたことと思います。
(「漢字はみんなカルタで学べる」p39)
約70%の常用漢字の一部にこの101の漢字が入っている!
この後の長い漢字学習の布石として、これをまずしっかり覚えておくに越したことはない。
あとは、パズルみたいに組み合わせていけば、持ち数漢字はどんどん増える!
というわけで、
子どもの興味関心に合わせたランダム性
と
漢字指導を長期的に見据えた系統性
を両方意識して、引き続き、漢字魚釣りを楽しみたい。