世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

漢字、表意文字の威力!

ひらがな、カタカナに続いて、漢字導入中の末っ子(1年生)

  マルチリンガル漢字指導法研究会

での研究を通して、漢字のの難しさは

 

 音、形、意味をいっぺんに習得しなくてはいけないこと

 特に形の些細なところにこだわりすぎること

 

にあることがわかったので、末子には、

 

  三つの要素を意識的に分けて、スモールステップで!

  細かいことは最初言わない

 

を心がけている。

 

まずは、 

  形の大体を認識して読みが1つ言えるようにする

 

ところからスタート。

 

私が驚いたのは、

 

  ひらがなやカタカナより

  はるかに早く形を認識して、読めるようになること!

 

なぜでしょう?

意味がない表音文字であるひらがなやカタカナと違い、漢字には意味があるので、

 

  意味と結びつけて絵のように漢字を記憶

 

していくようなのだ。

 

漢字の方が難しい、なので一画一画、書き順に沿って丁寧に教える、というのは大人の思い込みなんだなとつくづく。

これだったら、書きはボチボチ始めつつも、もうどんどん読める漢字を増やしていったほうがいいと思って、日常生活のメモなどもなるべく漢字で書くようにした。

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「漢字があるから読めないよ!」最初は言ってたけど、なんとか読んであげるうちに、抵抗なく、

 

  読める漢字ひらがな文脈から漢字を読もうとする

 

ようになってきた。

子育て3人目にして、いい発見をしたもんだ!