世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

日常生活を漢字につなぐ一押し⑤~漢語を増やすなぞなぞ

  漢字以前に、語彙(特に漢語)を増やす方法

 について、私のお勧めを書きたい。

先日、マルチリンガル漢字指導法研究

  https://www.learnjapanonline.com/multilingual-kanji/

の定例会でメンバーから出た、もう一つの質問である。   

しりとり

質問をしてくださった方は、家族でのしりとりで、海外育ちの子の弱点

   漢語

  オノマトペ

 を意識して取り入れていること。素晴らしい!

 

うちも家族で車移動が多いので、暇つぶしにしりとりをよくやる。

うちの場合、フランス人の夫の語彙が、かーなり、うける!経済が専門なので…

  利子、利益、廃棄率、インフレ

とか(笑)日常的な言葉ではなく、超専門的な言葉が多数。

うちの子供たちは3人、年が離れているので、末っ子は?だけど、上の二人は

  「また、パパが変な言葉出してきた」

と笑いながら、新語彙を増やせてたりする。

 

「中しりとり」も楽しい。

  いるか → 「る」から始まる言葉を続ける

のように…

最後に「ん」がつかないは、簡単すぎてつまらなくなった時にいい。

 

なぞなぞ

 でも、この前、なぞなぞがいいと気づいた。

 

 この本を前から持っていたのだけど、末っ子にはまだ語彙が難しすぎて、そもそもなぞなぞ自体を楽しめないなと、ほっぽってあった。

 

1年生になっても、相変わらず娘には??な様子。

日本で育つ普通の一年生は、このくらい語彙が豊富で、これで楽しめるのかと、愕然としながらも、あることを思い出した。

 

  子どもはクイズに答えるより、出す方が実は好き

 

それで、車の中で、

  末っ子が問題を出し、家族が答えるという風にやってみた

ら、みんな楽しいし、何よりも語彙が増える!

 

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「寝室」なんて、普段使わないから、問題を読みながら、当然末っ子は聞いてくる。

  漢語の勉強!

ベッドが普通な娘には「ほされたり、たたかれたりする」ふとん、という文脈がイマイチつかめないから説明すると…

  日本の生活文化の学びにも!

 

まだ先だけど、こんな漢字なぞなぞが楽しめる日がいつか来るといい。

 

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3,4年生まで、好みにに対応した品そろえがあるみたいなので、参考までに!

 

可愛い系 

 

 

かっこいい系