長ーい夏休みが終わり、ようやく、おととい、フレンチスクールが始まった。
我が家の3人も新しい学校に期待と不安を抱えて、飛び込みました。
上二人は転入には慣れたもの。初日から「友達できた~」と、嬉々として帰宅。
問題は末っ子ちゃん。離れる時は泣くし、迎えに行っても泣いている。
仏英のバイリンガルコースに入れたのもある。
「今日は一日英語だったよ!」とお怒りマークがこめかみで点滅。
帰りのお迎えでやっぱりフランス人と思ったこと。
担任の先生が子供たちを門まで連れてきたのだけど、
先生もリュックをしょって、そのまま、自分の子供を引き取って、帰宅。
こちらは、さすがに行く時と帰る時に涙なみだの姿なので、一日中泣いていたのかと心配になって、引き留めて聞くが…
「彼女は一日ご機嫌斜めだったよ。明日はフランス語の日だから、きっと大丈夫!」
とだけ。超、あっさり(笑)
初めてフランスの学校で働いた20年前は、この姿に驚いたものだけど、今は、このくらいでいいかなと思っている。あんまり、周りが心配すると、子供もなかなか気持ちが切り替わらない。
「明日はフランス語だってよ!大丈夫大丈夫。きっと、フランス語が苦手な子もクラスにいるはず。そしたら、フランス語教えてあげて、英語教えてもらえばいいじゃん。」
「あ、そういえば、私が泣いていたら、先生が『慰めてあげて、あ、フランス語でね』と言ったら、『私ーフランス語しゃべれない』って言った子がいた。それ、英語でそう言ってた。」
「ほらね。そういう英語のやり取りがわかってるだけ、立派!その調子!」
娘よ~逞しく乗り越えてゆけ~