世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

バイリンガル育児〜 親の読書量増やす!!

年末、英語が伸び悩んでいるなぁと思って、コミュニティティーカレッジの英語の先生にアドバイスを求めた。

 

    乱読、多読

 

というのが先生の答え。

これって、私が日本語を学ぶ子供たちにいつも言っていることではないか! 

 

そして、はっと気付いた。

忙しさにかまけて、日本語ですらほとんど本を読めてないここ数年。

 

親が日本語を母語とする場合、その子供はその親の80%位の日本語力を身につければ上出来

 

という話を聞いたことがある。

科学的根拠のうんぬんはさておき、経験則からして十分にうなずける話である。

なぜなら、外国で暮らす私たちの子供にとって、日本語のインプットの質と量は、親の影響が大きいからである。という事は、私の日本語力は子供の日本語力にも大きく影響してしまうことになる!!!

 

子供たちに読み聞かせたり、尻を叩いたりしてるだけでは不十分だ!特に、上の子はもう中学生になったので、彼女の日本語力を引っ張るには、私自身の日本語力もあげなくてはいけない。

 

では、なぜ本を読まないか。大好きなのに。答えは簡単で、

    時間がない

だけど、これを言ったら何もできない。なので、気持ちを変えて次のように考えてみた。

 

    日本語は読むではなく、聞く

 

一時期、Audibleでかなり耳読していたのだが、あまり品揃えが良くないので、最近は解約してしまっていた。でも、Kindleの読み上げ機能で、十分に代用できることがわかった。英語やフランス語はまだまだ厳しいが、日本語なら3倍速位でも充分聞き取れる。なので、日本語は、聞くことにした。

 

   きちんと読もうと思わない

 

きちんと読む時間なんて、あと10年は来ないことを悟った。なので、「一句でも心に留まる言葉」「1つでも新しい気づきがあれば良い」と思うことにした。

 

    なるべくブックレビューを書く

 

ただ聞いているだけだとどうしても流れてしまうので、簡単なブックレビューをブログに綴っていきたいと思う。

 

 1月からこれを始めたら、積ん読状態だった本が一気に5冊読めた。ブックレビューが追いつかないが。

普段は、料理をしながら、1人で車運転してる時などに聞くのだが、たまには子供も横にいる。最初は、早口の機械音の読み上げを嫌がっていたが、内容によっては「ママ、面白い本読んでるね」などと言ってくるので、意外に副産物もありそう。