世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

漢字であそぼ①~馬場雄二の漢字博士NO.1

 

こんな人にお勧め。

小学校高学年に差し掛かり、漢字学習に新鮮さも感じない

漢字の形がなかなか覚えられない

ただ何回も練習して覚えることにうんざりしてきた

 

手順 

かかる時間-----小1時間

対象年齢--------小学高学年~

遊び方-----------順番にカードをめくり、漢字の組み合わせができたら、もう一枚めくれる。漢字を多く作れた人が勝ち。

 

ここがいい!ポイント

  漢字を分解、合成するという視点に気づける。

  漢字の部品には意味があるということを意識づけられる(周囲の大人次第)

  知らない漢字に自然に出会える(ただし、コンテクストがない)

 

遊んでいるうちに、ありえない組み合わせでも、こんな字あったかなと言う気がしてきてしまうのが難しい。そんな時は、付属のアンチョコを使って、子供が答え合わせ。

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遊ぶグループのに年齢差があるときには、一番年下の子にこのアンチョコを渡してあげてもいいかも。

 

「こんな漢字あるんだ。なんて読むの?」

「あーこれは、~の意味だなぁ。」

「この部分はさぁ、~の意味はんだよ。」

なんて会話が、1つでも2つでもできれば、まずは成功。あまり説明をしようとしないほうがいい。

それより、大人自身が楽しんだほうがいい気がする。私も漢字辞典を引っ張り出し、「浦」の右側のもつ意味を調べてみたりした。


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このゲーム自体は、小学校高学年から、本当に楽しめるゲームだけど、これと同じ理屈で、低学年で習った漢字だけができるものを作ったら面白いかも。

一作目は、先生。2冊目からは子供が作ったら、それ自体が勉強になるはず。