5回目の過去問で99/200だった小6息子。
これまでの経験だと、この辺からぐっと上がってくるはずなのに…と焦り始めて、取った対策がこれ。
音訓ソング×ミチムラ式カード
結果。
132点⇒134点⇒166点
と推移し、ようやく、おととい合格圏内(160点)に入った~
で、これから挑戦する方のヒントになればと思って、二つを使ってみた感想をシェア。
実をいうと、音訓ソングもミチムラ式カードも、学校で新出漢字を7-8個ずつ毎週習ってきて、それに付随して短文づくりや小テストをする息子の生活スタイルに、これまでどちらも取り込みにくかった。
理由は、
お目当ての漢字をすぐ検索できない。
もっと覚えることが増える感じがするらしく嫌がる。
でも、今回使ってみて、
復習に使うのには最適
理由は、
学年ごとに分かれていて、ゴールが見えやすい。
語彙数も増すし、漢字のもつ意味を理解しやすい。
音訓ソングのいいところは…
独特のリズムが楽しい
絵が語彙理解を助ける
音訓を575の調子でそれなりの意味がある文で学べる
20個ずつまとめられているので、コツコツできる
残念なのは…
アクセントが変なこと
おそらく、独特の調子を作るためにそうしている?のだろうけど、海外育ちでそもそも正しいアクセントを知らない子供たちは間違えて覚える可能性大。
ミチムラ式のいいところは…
「漢字のタイトル」と「唱え方」が裏表になっている
覚えにくい漢字ほど、「唱え方」は参考になる
選び抜かれた漢語の「漢字タイトル」
同音異義漢字が載っている
フラッシュカード式で操作性が〇
「漢字のタイトル」と「唱え方」が裏表になっている
漢字学習の難しさ、「書き」と「読み」を両方一気に解決してくれる教材はやはり素晴らしい。日本在住のなら、これ一本で行けるとも思う。(海外の子には絵がやはり必要!)
覚えにくい漢字ほど、「唱え方」は参考になる
唱えにくい字はやはり子供も覚えにくい。唱え方を全部覚えさせようという発想ではなく、復習でどうしても覚えられない漢字だけは唱え方を見るという風にしたのが〇!
選び抜かれた漢語の「漢字タイトル」
使用頻度や同音異義語を配慮して選び抜かれた漢字タイトル。
うちの息子は、音訓ソングの後に取り組んだにもかかわらず、いくつか知らない言葉に出会っていた。いきなり、これを覚えろと言われたら、拒否していたと思うけど、漢字の持つイメージをほぼ理解していたので、語彙習得のいい機会になっていたように感じた。
同音異義漢字が載っている
息子はズルに使っていた(笑)
「ここに書いてある漢字以外のザイということだから…」と。
「あ、ズルじゃん、それ。」と突っ込みながらも、
「ざいさんで使われるザイという読み方の漢字。財産っておかねとか家とか持っているもの。昔のお金は貝だったよね、だから貝という字が入っているよ。これ以上は言えないなぁ」
みたいにもっていくと、いい感じだった。
フラッシュカード式で操作性が〇
できた漢字とできない漢字を分けて、できない漢字のみ、繰り返し復習した。
その枚数が目に見えて減っていくのが、やはりうれしかった様子。
音訓ソングの後もこれだけ書けない数があった!先に復習して正解!
というわけで、個人的には、
音訓ソングで読みを完璧に
⇒ミチムラ式で書き、新しい語彙増、同音意義漢字へというステップ
がよかったと思っている。
音訓ソング、今回は復習だったけど、
予習にも使える
学年はじまる前にダァーとやって、読みだけはできる状態で学校の授業に臨むと楽かもしれない。
ミチムラ式は、奥が深い。
子供が飛びつくような仕掛けはない
ので、親も先生も
漢字の躓きの原因を分けて考えて、上手に使わないと
宝の持ち腐れになってしまうと思った。
これがなかなか難しいので、こんな研究会をやっています!↓
あれ、最後なんか、我田引水~