世界の学校から

風来坊が綴る、世界の教育現場のあれこれ

補習校を辞める勇気

先日、日本語補習校幼児部に娘さんを1年通わせていた友達が補習校を辞めるという選択をしたと連絡をくれた。

 

詳しい事情は知らないが、現地校でも補習校でもどちらかと言うと「ゆっくり」タイプだと言っていたので、

  ハイペースを求められる補習校

は娘さんに合わないと思ったのかもしれない。

あるいは、土曜日補習校に通うために、

  家族全員が担う負担が見合わない

と思ったのかもしれない。

 

いずれにしろ、英断だと思う。

  始めるより、止める方が難しい

こういう例はたくさん見てきた。

  これまでのお金、努力が無駄になってしまう。

  補習校やめて自分で日本語を勉強する環境を作る自信がない。

  他の友達(親も子も)と関係が薄れてしまうのではないか。

  子供に挫折感を味あわせたくない。

などなど。

 

でも、子供をよく見て、

  その子の能力体力に合っているか

家族全体を見て、

  家族で支え続けられるか

を定期的に見直すことで、バイリンガル育児には絶対必要だと思うのだ。