漢検に挑む②~親の上手な関わり方のコツ
漢検やバイリンガル育児に限ったことではないけれど、
親のサポートは大事。
でも、これが言うは易し~なのだ。
コツは、
ちょっとだけ親が関わること
そのタイミングの大切さ
意外と多いパターンは、塾でも公文式に通わせて安心して、
やらせっぱなし
あるいは、させても、答えを教えて、
繰り返し練習させるだけ
で、何に躓いているのかまで、考えたり考えさせたりしないこと。
あるいは、その真逆でずっとそばにいて、
親が介入しすぎ
て親と子供が分離不可能な「親子丼」状態になり、子供が自ら伸びる芽を横からチョキチョキ切ってしまっているパターン。
べったりとくっついているのではなく、
要所要所で子供のつまずきを見つけて、説明したり励ましたりする事
は意外と難しい。
私がうまいかと言えば、それは反省することも多いのだけど、漢検での私のかかわり方を紹介したいと思う。
はい、只今、息子は新しい戦略で漢検に挑んでいる最中。
で、ステップ1で音訓ソングで読みの復習場面の話。
①音訓ソングを2-3回音ありで聞く(自分)
②音なしでテストする(私登場)
③すっと読み方が入らなかった漢字を小さいホワイトボードに書き出す(私登場)
④次の日の朝の1分、ホワイトボード緒復習を促し、読めたら消す(私登場)
⑤応用が利くコメントをする(私登場)
本当は、⑤以外は一人でやってほしい(笑)
うまくルーティンが作り、こちらが忙しいと一人でやっていることもある。
でも、まだまだ私のナッジ(肘つき)が必要。
⑤のコメントは例えばこんなこと。
「持久走」の字が読みがわからない息子に、私がしたアドバイス。
形声文字の仕組みを教えること
「てへん」と「寺」を写真のように分けてあげて、「てへん」は意味記号、「寺」は音記号であることを教える。
「寺の音読み何?」
「時間は何て読む?」
といった発問を繰り返しながら「ジ」のを音を引き出し、「寺」という記号があれば、その漢字は「ジ」と読む可能性が高いという風に、
一つの漢字の読みに終わらずに汎用性を高めるような声掛け
を心掛けている。
⑤は、私が教師だからできることかもしれない。でも、しようと心がければ、親でもできることはたくさんあると思う。私自身も、
の研究会に参加して、メンバーの発言や取り組みにヒントをもらって、日々進化していると感じる。この研究会のおかげで、自分の日々の声掛けに厚みが出たのが、嬉しい!
日仏学校比較~入学説明会の巻
ダブルスクールをさせていただく公立の小学校の学校説明会に昨日行ってきた。
小1に入る末っ子のためだ。
改めて次の3点で全然違うなぁと思った。
①開催時期
②説明内容
③資料の出し方
①開催時期
日本 ⇒ 学校が始まる前。(しかも、1ヵ月以上前!)
フランス ⇒ 学校が始まってから1、2週間して。
フランスの新学年は、9月からスタートする。その前2ヶ月はバカンスで、先生もまるまる休みだ。先生たちが集まるのは学校始業日の3日位前なので、当然、説明会を開くような状況にない。
子供も親も、1、2週間は説明がないままなので、何が何だかよくわからないまま過ぎていく。当然、学校の中がはちゃめちゃだろうから、この2週間はほぼ学習できる状態にないということになる。
子供の時間の有効活用
子供の不安を和らげる
という意味でも、これは日本式のほうが絶対いいと思う。
②内容
昨日の話の中で、フランスでは絶対に言われない内容を列挙してみた。
傘は自分で閉められるように練習しておく。
男の子はトイレの時にお尻を出さないように小ができるように。
文房具はキャラクターなしにして欲しい。
立ったままで靴の脱ぎ着ができるように練習すること。
給食停止期間にはお弁当をお願いするが…
持ってきた弁当は冷暗室で保管、悪戯されないように鍵をかけておく。
お弁当について、子供同士が揶揄しあわないように指導する。
細かいーーー!!!!
フランスでは、各家庭の自由に任せてあったり、問題が出る前に対処しようって気も最初からない。
その他、当たり前だけど、あっていいなと思った内容は
欠席のときの連絡の仕方
この連絡って、基本中の基本だと思うのだけれども、毎年フランスでほとんど先生側から出て来なくて、親からの質問で答えるパタンが多くてびっくりする。
一度で全体に説明したほうが効率がいいことがある
事前にトラブルを予防するに越したことはない
と考えると、日本式の方がいいのかもしれないが、フランス式でも結局は
大きなトラブルにはならない
子供も親もが臨機応変に動いたり、自律して動く
ので、私はフランス式にして、もっと先生に楽してほしい。
③資料
日本 ⇒ ほとんどが紙の媒体でワンサカ出てきた。
フランス ⇒ パワポで説明。必要なら各自メモ。もしくは、資料すらない。
先生たちの時間の効率化のためにも、もう紙の媒体はいらないと思う。
繰り返し聞かれないために紙の媒体で渡すのだろうけれども、
結局紙の管理ができない人は繰り返し聞いてくる
紙で配ろうとすると誤字脱字等のチェックですごく時間がかかってしまう
から。
でも、フランスの場合はやはり説明が足りなくて、意思疎通がうまくいってないことが多いので、これは微妙。フランスは、その辺はすべて
自己責任
の一言で突っぱねるんだけど…。
日本では、丁寧な先生はすごく評価されるので、先生たち頑張っちゃう。だけど、それがどんどん先生の仕事を増やしてしまう。普通の先生でフランスに比べれば、あり得ないほど丁寧だということに気づいてほしいなぁ。
因みに、フランスの学校説明会の話は、前に少し書いたので、気持ちを楽にしたい日本の先生は、合わせてお読みください。
漢検に挑む!~音訓ソング×ミチムラ式カード
小6の息子、年に一度の漢検特訓の時期を迎えている。
ま、一応、私が受けたほうがいいと思うわけ
年に一度、集中して漢字を勉強する時期があるといい
受かるか受からないかではなく、一字でも多く覚えればいい
を説明して、本人に最終決定権はあげている。
けど、少なからず、圧力は感じているだろうし、夫から賄賂が流れているという話もある(笑)
が、何はともあれ、約3週間後の本番に向けて特訓中だ。
で、これまでは、単純に過去問を解いて、直しをしてという、
何の工夫もない、正攻法(笑)
でも、大体、過去問3回目あたりまで横でテコ入れしてあげると、4回目くらいから点数がぐんと上がり、合格圏内に入ってくるので、後は本人に任せておけば勝手にやるというのが、これまでのやり方だった。
が、なぜか、今回は難しくなったせいか、5回をやっても全然合格には程遠い。
何とかサポートせねば次はない!
(やはり落ちると次は受けないだろうなというが私の予想)と焦りだしていた私。
と、ちょうどいいタイミングで、
のメンバーと昨日会って、ヒントをもらった。
ミチムラカードを使って復習してから、過去問の方がイイ!
確かに!
一字一字もろくに読めない、書けない状態で、いろいろな漢語が出てきても、途方に暮れる。
彼女は、本当にごくごく自然に
スモールステップ
で子供を導くのがうまい。
ミチムラ式は、日常に練りこんではいるものの、カードは持っていき方を失敗して、息子にはそっぽを向かれたまま放置されている。そういえば、メンバーから紹介された「音訓ソング」も使えるんじゃない?と思い出し、戦略を立て直した。
ミチムラカード
音訓ソング 小1~中学生まであります!
私の考えた戦略。
① 音訓ソングで読みをクリア
1日、20個~40個ずつ。
五七五のリズムを字を読みながら聞く。
音なしで画面に合わせて言えたら合格。
② ミチムラ式で「漢字タイトル」を見て、字を書く。
1日、20個~40個ずつ。
③ 過去問に再度チャレンジ
2回分⇒直し
昨日、マルチリンガル漢字指導法研究会のメンバーの彼女からもらったヒント。
スモールステップ
短時間に集中
モジュールで取り組む
できたことは二度やらない
を頭に入れながら、やってみる!
今日、息子が帰ってきたら、まず提案。
因みに中3の娘も4級にチャレンジ中。彼女には、もう口出しせず。でも、多分息子のを横目で見ているはず。
乞うご期待!結果報告(笑)
東京ふらっとお出かけ~武蔵野プレイス
のご縁で、何度かZOOMでお会いしていたメンバーと直接会おうという話になり、彼女が選んでくれた場所がここ。
「なんとなく、ただお茶って言うよりこういう方が好きなんじゃないかなぁと思って」
と、会って最初の彼女最初の言葉。
よ、読まれてる!
しかも、行ってみて、全くもって私の好みで2度びっくり。
教え方が、1人の子供に超カスタマイズしているのは、これまでの研究会のやり取りでわかっていたけれども、私にまでカスタマイズしてくださるとは! 感激!
センスですねぇ~こういうのは。
話す内容も、興味がありすぎて、図書館の本にも食いつきたいだけど、それは次回にと思って、3時間半しゃべり倒してしまいました。
ぜひ、1人でも、親子でもまた行きたいので、簡単にレポート。
中央線沿いに住んでいる方、ふらっと出かけるのにも、がっつり仕事・勉強するのにもお勧めです。
何気にエコな本立てで、気に入ってしまった。
雑誌もレパートリーが…しかも、外国語の雑誌も!
生憎の大雨だったのだけど、それでも吹き抜けから差し込む光で解放感抜群!
子供の絵本コーナーがかわいくて、子供も手に取りやすくて、ゆったりの作りが最高。
図書館のど真ん中にあるカフェ
私が頼んだのは期間限定のルーマニアのスープ
写真は撮れなかったけど、
有料(4時間400円)のワーキングスペース(フリーwifi付き!)
卓球台!
などもあり、ほんと一日家族で思い思いの場で過ごしたい!
これが、公立の図書館だなんて、信じられない。
彼女が言うには、武蔵野市は無茶苦茶進んでいて、市議会員の半数は早くから女性だとか。
彼女から学んだこともいっぱい!それはまた次の記事で!
漢字を自分で調べられる力
今月の
の定例会で
わからない漢字を自分で調べられる力
というのが、話題になった。
多くの漢字参考書は「音引き」なので、
低学年の子供たちは自分で調べられないのが難
という話だった。
これに対して、
子どもに寄り添い大人も一緒に楽しめばいい
音読み習得の必要性を説くチャンス
という声もあったし、それも悪くないけど、
自分で見つけられないor面倒だとやる気をそぐ
自分で見つける喜びを味わせたい
親も時間がない
といのも、その通りだと思った。
最後の「親の時間」について補足すると…
この研究会に参加している親は、家庭で二つ以上の言葉をサポートしている。
多くの方は、日本語は母語だけど、現地語は違う。そうなると、
現地語の宿題は、手探りで辞書を引き引き親は手伝う
わけだ。しかも、学校に二つ行っているということは、
宿題も学校にまつわる書類や行事、人付き合いも二倍
になるのだ。
なので、正直、漢字だけにそこまでかまけていられないという事情がある。
だから、
ひとりで調べ学習の成功体験を積み重ねられるようなしかけ
が必要だよなぁと強く思う。
と考えながら、この前甥っ子と勉強した時のこと
を思い出していた。
私が甥っ子に示した「わからない漢字を調べる方法」は三つ。
① 漢字ドリルの巻末の表から探し出す
② ipadでgoogle様に聞く
③ 身近な大人に聞く
それぞれのメリットとデメリットをまとめると…
① 漢字ドリルの巻末の表から探し出す
音読み順に並んでいるので、知らないと見つけるのは困難。
音読みを教えるか、この辺にあるよとヒントを上げるとできた。
自分で見つけると、やはり嬉しそう。
② ipadでgoogle様に聞く
同音異義語から、正しいものを選びださないといけない。
「開く」を調べたら「悪」が出てきた!けど、子供にはこれが違うとはわからない。説明したら、「ああそうだね、同じ音でも違う意味の言葉っていあるね」と言っていたので、学びもあるが、漢字を調べる方法にはならない。
③ 身近な大人に聞く
簡単でほぼ確実な方法ではある。
でも、我が子はこれに頼りすぎていている気が… 一応、
答えを教える前に予想させてみる
その漢字を使う漢語をヒントとして出す
などして、ただの字書代わりにならないように気を付けてはいるけど。
実は、①の問題点は、「何年生の配当漢字かわからないと調べられない」と思っていたのだが、2週間ぶりに甥っ子とあったら、彼が自分で見つけていた!
なんと、漢字の枠が学年に応じて色分けしてあったのだ!
(2年生の漢字はピンクの枠⇒ピンクの一覧表から探せる)
これだけで、調べる範囲が約6分の1になるのだから、素晴らしい。
究極の解決策としては、前に紹介したYOMIWAというアプリで調べる
というのはあるけど、やっぱり小学生子どもには、まだ早いかなと。
一度、マルチリンガル漢字指導法研究会でこれをテーマを深堀してみたいな。
小4くらいからの学習には大切な視点だと思う。
「図鑑漢字ドリル」(学研)× 自閉症スペクトラム障害
お正月、実家に戻った時、
自閉症スペクトラム障害の甥っ子(小5)、トーマス大好き、電車はまあまあ
に図鑑漢字ドリル(鉄道版)を試してみた。
大事にしたこと
① 本人のこだわりを大事にする。
② こだわりを上手に活用して、いい習慣にする。
③ 事前にやることを目に見えるように知らせる。
④ わからないときの解決方法を示し、選択させる。
⑤ 一度にひとつのことだけに集中する。
1日目
「はい、プレゼント。これで、一緒に漢字勉強しようか?」と投げかけると…
「えー、ヤダ」と反抗期の甥っ子、まずは否定から。
「えー、でも、これいろんな電車が載っているよ。好きなのあるかな?」とちらっと開きながら、大げさに「へぇ、こんな電車があるんだ」とか言って閉じる。
関心なさそうだが、自分でもその後、ちらちらと見ている。
おばあちゃんと勝手に裏表1ページやっていた。
そしたら、もう、「裏表1ページ日課」がこだわりに(笑)
なので、
本人のこだわりを大事に
して、逆手にとって、
こだわりを上手に活用して、いい習慣にする
ことに。
2日目
「えー、もうやったの?今日は一緒にやろう。たくさんやると大変だから、表だけやろう!その代わり、まず、一回、文を読んで。」
「ダメ!一日に裏表やらないといけない!」
「わかった、じゃあ、そうしよう。まず一回読んで」
「やだ!」
「〇君読む?私が読む?順番に読む?」
「読んで!」
「わかった、じゃあ読むから、指でたどっていてね。」
空欄の漢字を書きだすが、文意は無視している様子。
「九州ってどこ?どこ走る電車だろう?地図で見てみようか?」と声をかけると…
イライラしてきて、パニック気味。
一度に二つのことは無理
と判断。漢字に集中することに。
間違っていてもその都度声はかけず、そのまま最後までやらせる。
色々な話を混ぜた方が、楽しく学習できるかなと思ったのだけど、この子の場合は、
一度にひとつのことだけに集中する
方がいいんだなと、学んだ。
あとは、
間違ってもすぐに声をかけないのはどんな子にでも基本
やっている横から、「違う」と言われるとやる気をそいでしまう。
間違っている漢字にであったら、そのまま最後まで声をかけず、最後に「二つ間違っているところがあるから、なおそうか。この漢字、おしい。左はあっているんだけど…」
と声をかけると、うまくいった。
それでも、書けない字があると、パニック。
「できない、やめる」と言って席を立つ。
「気持ちが落ち着くまでぐるっと回っておいで、待っているよ」と声をかけると、数分後戻ってくる。
を何度か繰り返したので、次のように提案してみた。
「わからない時に解決する方法が、3つあるんだよ。
1、ドリル巻末の一覧表で調べる
2、IPADに入力して調べる
3、大人に聞く
どれがいい?」
ここでのポイントは、
わからないときの解決方法を示すこと
好きな方法を選択させること
自閉症の子供は物事が予定通りに進まないことにすごくストレスを感じる傾向があるので、特に先に、
「絶対、わからない問題に出会うよ~出会ったら、こんな方法があるよ」
と先手を打ってあげるといいんだなと思った。あとは、
やらされている感を少しでも減らすため
に、または、
一つの方法で解決できない時のため
選択肢を複数用意しておいてあげるといい。
最後、「途中、家出しちゃったけど、最後までよく頑張ったね。えらいよ。だんだん家出の時間が短くなるといいね!」と言って、学習終了!
3日目
「さあ、漢字しようか。」
「やだ!」
「今日帰っちゃうから、最後一緒にやりたかったんだけどな」
トコトコとドリルを取りにいく。
「これからはね、次の順番で勉強するよ。
1、文を読む。2、漢字を書く 3、もう一度文を読む」
(ホワイトボードに書いて見せる)
わからない漢字にであったら、
「昨日、解決方法を三つ教えたよね?どれがいい?」
「『大人に聞く』はさっき使ったから、今度ipadで調べてみる?」
ペースがつかめてきたので、
事前にやることを目に見えるように知らせる
ことから始めたら、スムーズだった。
この日は、迷っていたら、
すぐ教えず、ヒントを上げる
ことを意識した。
例えば、「鉄道のどうって?動くかな?」と甥っ子。
「確かに電車は動くもんね。でも、鉄の道(みち)なんだよ。線路は道みたいにずっとつながっているでしょう?」
「あ、そうか。」と書いた後、ドリルの表紙をすかさず見て自分で確認!「あ、ほんとだ」とつぶやく。
私は、そこに書いてあるというのがよく分かったなぁ、写真みたいに視覚でカシャっと頭に記録されるんだなと、感心したのだった。
こういう声かけがうまくなったなと、自分も褒めた(笑)
これは、マルチリンガル漢字指導法研究会で皆さんと切磋琢磨しているおかげ!
コミュニティラーニング、万歳!
上記で紹介した「図鑑ドリル」。
他にもいろいろ種類があるんで、是非、子供の興味に合わせて選んでほしい ↓
どうせ漢字を勉強するなら、好きなことで!
ブックレビュー「メモの魔力」②
実はこの本を読むのは2回目。
結局、メモをとる習慣はつかず(笑)だいぶ時間が経ってしまった。ブログを書く習慣がついたので、まずまずなんだけど、やっぱりいろんな気づきを逃している気がするので、再びこの本を手に取った。
前回は前回で、いい学びを得ているのだなと昨年3月に書いたブログを読み返して思ったのだけど、今回は、
メモ技術に集中
して、使いたい方法を備忘録としてブックレビューに。
〇 ファクト⇒抽象化⇒転用
日々ビビッときたことをとにかくめもる。ただ、それだけではなくて、一つ抽象度を上げて汎用化するところまでやる。そして、何に使えるかまだ考える。そのためのノートの使い方は参考になった。
ノートは見開きで使う
すぐ思いつかなくても、右半分ページを空けておけばいい
というのは、素朴な発見。
気付きを抽象化することは必須。そこで止まってしまうと、単なる「評論家」自分が世界を抽出した気づきから、きちんとアクションに「転用」することを通じて、自分の日々が、人生が変わっていく。
確かに~単なる知識収集で終わらないようには気を付けて本を読んでいたつもりだけど、かなり「評論家」レベルで終わっているものも多い。アクションまで、というのは肝に銘じておきたい!そこまで落とし込むスペースを作ることで可視化されるのは〇!
〇4色ボールペンによる色分け
黒⇒ファクト
緑⇒主観的な発想
青⇒やや重要なこと、引用、参照
赤⇒最重要なこと(重要度>緊急度)
〇 標語欄をつくる
構造化、そして言語化の力をより伸ばしたいのであれば…「標語」のための列を作ってあげるとよい。ファクト欄に書いたことをグルーピングして、「要は何の話か」というエッセンスをまとめて一言で表現、レトリックを聞かせてキャッチーなネーミング
頭がごちゃごちゃしてくると、時間を取ってKJ法とイメージマップを混合したような方法でこれまでもラベリングして整理するという方法はとってきたのだけど、とにかく、なかなかそういう時間が取れないのが悩みだった。こんな風に日常の中に練りこむのは試す価値あり。
ということで、アクション!
私は白紙にメモするのが好きなので、意外に見つからないのだけど、白紙のノートを買ってみた。リングがどう感じるか、紙がやや薄い気がするが…あとは、走りながら微調整したい!